世界の片隅の部屋の真ん中で
ため息と昼食と二酸化炭素を
吐き出して
弱音と薬と酸素を
飲み込んで
不安と傷と荷物を
抱えて
マイナス100度の部屋で
心臓が止まるのを待っている
分からないことが
分かったぶんだけ
分かっていたことが
分からなくなる
缶コーヒーはあったかい
指先は冷たい
心はもっと冷たい
吐き出して
弱音と薬と酸素を
飲み込んで
不安と傷と荷物を
抱えて
マイナス100度の部屋で
心臓が止まるのを待っている
分からないことが
分かったぶんだけ
分かっていたことが
分からなくなる
缶コーヒーはあったかい
指先は冷たい
心はもっと冷たい