ポエム
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無題
こんなはずじゃなかった
あたしは近づいてく感覚に
足をとられて溺れていた


何年も繰り返した気がしてるけど
結局何日でしかない そんな思い出


好きとか 愛してるとか
わけわかんない 誰も教えてくれない
それなのに 大事そうに口にする
儀式のように 契約のように


こんなはずじゃなかった
あたしは遠ざかる感覚に
足を止めて 息を吐き出した



表現がうまくいかなかったのかも
言葉は常に足りてなかった
焼けるような胸に
満たしきれないプールで


死んだように 溺れていたかったのに
17/09/02 02:24更新 / 紅月 乱



談話室



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