忘却恋歌
今日、ここに"僕"を綴ることを許してほしい
あとで破り捨てても構わないし
たまに思い出してくれてもいいんだ
重たく積もる雪をかき分け
あらわれた君の頬
赤でも青でもなく
わずかな吐息を感じて、あとは覚えてない
目覚めた君はこう言った
あなたは誰、私を見ないでと
叫び泣く君を置き去りにして
この世から消えようとした僕に君は
縋りつき、抱き止めて、 そして
小箱のような寒い部屋で
ほんの少しだけ、時を過ごした
外はあいにくの雨
君は嬉しそうに目を細めてた
こうやって書き綴るのは最後にするよ
誰も見ることのない交換日記
君の声を散りばめた、暖かな思い出
耳の奥で 瞼の裏で
君を忘れないでいるからね
さよなら、愛する人
あとで破り捨てても構わないし
たまに思い出してくれてもいいんだ
重たく積もる雪をかき分け
あらわれた君の頬
赤でも青でもなく
わずかな吐息を感じて、あとは覚えてない
目覚めた君はこう言った
あなたは誰、私を見ないでと
叫び泣く君を置き去りにして
この世から消えようとした僕に君は
縋りつき、抱き止めて、 そして
小箱のような寒い部屋で
ほんの少しだけ、時を過ごした
外はあいにくの雨
君は嬉しそうに目を細めてた
こうやって書き綴るのは最後にするよ
誰も見ることのない交換日記
君の声を散りばめた、暖かな思い出
耳の奥で 瞼の裏で
君を忘れないでいるからね
さよなら、愛する人