朝始まる流れに乗れなくて
すっかり明るい部屋で漂う
乗れない理由を漁ったりして
ほとんど気分って分かってる

自分を元気づけようと唄を口ずさみ耐えた日も
それがあるからそれもできない今と比べちゃう

悩みたい　未来に急かされ
今に背中を押されて
耐えるように踏ん張った足も動きたくないだけで
気づきたい　気づいていること　頭の片隅で
ちょっと火照った体の芯に救われた気がしても


昨日より調子が良いかとか
暑いか寒いかすら曖昧で
やりすぎることはないと思い
かぶった毛布でちょっと息苦しい

自分の体調を測れるそんなメジャーがあったらな
揺れ動く何かと比べて悔いることもないのにな

比べたい　ただの普通と
何が足りていないのか
満たされているものは今は考えなくたっていいわ
掴みたい　幸せになりたい　常に幸せでいたい
楽しい夜が明けた寝覚めにそれは無理だと気づく

耐えたい　耐える力を
僕は持ち続けていたい
時折見せる激流の朝に抗う力を

それだけ　それだけでいい
あとは足りたと気づいているから
束の間の満足があっという間に明日に消えたとしても
生きたい　死にたくなんかない　いつか死ぬかもしれない
布団で粘る虚無な朝がまだ続いてくれる

体の芯から満たされるような
こんな火照りじゃなくて