私の中から言葉が生まれた

「生きる意味なんてさ、今は考えなくていいんじゃない？」
「とりあえず、やりたいことだけつまんでいってさ」
「老衰で死ぬ時、ベッドの上で考えればいいよ」

いや、そんな利己的では社会のために生きることが

「できるよ。人は欲張りだからね。」
「食べたい、寝たいとかどんどん叶えていったら次のが出てくる。」
「どんどん高次になってね、最後には人のためになろうとするんだよ。」
「絶対ね。」

「だから、まずは食べたい、寝たいを叶えるのがいいんだよ。」
「一生を以て登りきる人ばかりじゃないけどさ。」
「道半ばで死ぬ人、小さなピラミッドに旗を立てる人、いろいろいるけど。」
「でも、みんな最初はそこからなんだよ。」

「分かったら、さ、今日は何が食べたい？」

■作者メッセージ
自分でもびっくりするような考え方が内から湧いて出てくることがよくあります。