ポエム
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禁忌
なぜなぜボーヤの行き着く先は
未来ごと収まる棺桶か
少し育ったエセ科学者は
余った脳ミソで禁忌に触れる

考える葦はいつの時代も
塀から身を乗り出したがる
規則という輪郭が作る日常
一度破れば人じゃなくなる

ルールの外を覗かないこと
それがルール 考えるな葦よ

強烈な稲妻が落ちたところ
ようこそ 地獄の門が開く
迷い続ける無限の場所
ここはルールの外側だ

抜け出せ 問うてはならない
それは禁忌の質問だ
人がなぜ生きるのかなんて
誰も知るわけがないのだから

そこまでしても生きたくないと
言う未来しかないのだから

25/04/18 02:06更新 / でんしん



談話室

■作者メッセージ
自分の中で存在する禁忌的な感情を詩にしなければならない時もあります。今がその時です。

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