ものひろい
続く道の途中で
ふと足元に目をやれば
楽しい草や花に出会う
足跡の形に笑う
そうやって食いつないだ
いつまで続くあと一歩
毎度同じようにぶつかる
泥濘に汚れて
それほど深いわけじゃない
それでも足を取られて
浮き足立ちも スキップも
申し訳なくなって 慎ましく歩く
食らった大きな悲しみは
幸せで打ち消せることはなく
ただただ再起の一歩目を
徐々に重くしていく
本当は座りたいのだ
土砂降りが来たってその場で
明日に役立つ欠片たちを
拾っていく意味を考えた
苦しみを超える一歩を
誰が持っているだろうか
泥だらけで霞んだ私の頭は
それすら望めない
ふと足元に目をやれば
楽しい草や花に出会う
足跡の形に笑う
そうやって食いつないだ
いつまで続くあと一歩
毎度同じようにぶつかる
泥濘に汚れて
それほど深いわけじゃない
それでも足を取られて
浮き足立ちも スキップも
申し訳なくなって 慎ましく歩く
食らった大きな悲しみは
幸せで打ち消せることはなく
ただただ再起の一歩目を
徐々に重くしていく
本当は座りたいのだ
土砂降りが来たってその場で
明日に役立つ欠片たちを
拾っていく意味を考えた
苦しみを超える一歩を
誰が持っているだろうか
泥だらけで霞んだ私の頭は
それすら望めない