先に飽きたのはどっちか
路線変更繰り返し
そこまでして続くくらいなら
打ち切りにしちゃえばいいのに

まだまだ長い道のり
杖なんか使うもんじゃないと
普通じゃできない無理をして
またそれが普通になって

一筋についた足跡 その途中で手を振った人
利口な口は黙ったまま
それらが喋り出すのを待っている


ふたつしかない瞳はどうしても
景色を見るのに忙しい
気づけばボロボロの体と
心に気づけたらいいね


先に決めたのはどっちか
ついた足跡に歩かされ
どこまでも着いてくる過去が
全てに意味をくれと囁く

無意識に縋った記憶
それはあまりに遠すぎて
宝物か しがらみか ぼやけて
よく分からない

ふたつしかない瞳はどうしても
ひとつの場所しか見つめられない
一度忘れなきゃ行けないのか
こんなに大事にしようとしてたもの

すべて捨てて 生まれ変わって
方方の人 どう思うだろう
一巻の最初 思い出せないでしょ
すべての人がそんなもん

過去の伏線がどうのこうの
方方の人 見ていないでしょ
すべて捨てて 生まれ変わって