パパゲーノ
「薄暮時」って言葉の響きが好きで
車に揺られながら いつも思う
少し停めた駐車場の鱗雲が染まって
こんな綺麗な日は 明日が曇りだし
そんな事ばかり
ぼんやり眺めているうち
いつの間にやら 消えた夕闇
心にしばらく焼け残った空
また会えるといいな
そんなことも願う
何をしたいわけでもない
そうでもなかったかもしれない
充分に足りた人生が
全てを知った気になってしまって
動かなくなった心は
高鳴る日を静かに待つ
赤い日が風に乗せられて
瞳に届く時を
車に揺られながら いつも思う
少し停めた駐車場の鱗雲が染まって
こんな綺麗な日は 明日が曇りだし
そんな事ばかり
ぼんやり眺めているうち
いつの間にやら 消えた夕闇
心にしばらく焼け残った空
また会えるといいな
そんなことも願う
何をしたいわけでもない
そうでもなかったかもしれない
充分に足りた人生が
全てを知った気になってしまって
動かなくなった心は
高鳴る日を静かに待つ
赤い日が風に乗せられて
瞳に届く時を