ポエム
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コトバメイロ
掠れながらも放った言葉は
天に向かって一直線に伸びて刺さる
ぼろぼろになった破片だけが明日へ落ちる
それを拾い集めて繋ぐ僕の言葉は
どこか頼りなく連なるな
そこに見える曖昧さが僕を襲って
そこで漂う霧のような不安が僕を覆って

そんな僕を視る第三者が
薄っすら笑ったと見えて
またそこから走り出す
重い足でつくる太い一本の線
そして言葉で踊って

苦しみながらも魅せた汗は
そこに向かって全てを過去のものとする
それを拾い集めて笑える僕は
どこかまだ弱いかな
そこにある高揚感に僕は試されて
そこで一人立ち尽くすだろう

そしてまた辛くなって
風を押し退け走るだろう
その後に放つ掠れた言葉は
ここでの突破口になるだろうか
一瞬で過ぎたあの雲に
僕は気付かずまた放った
いつかに綴りたかったものを忘れて
18/08/30 23:47更新 / 紺だるま



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