ポエム
[TOP]
人生と阿弥陀籤
人は人生の中に阿弥陀籤をする・・・

おそらくは自分以外は全て異性・・・
色んな線が交じり合う人生阿弥陀籤の先にある答えは・・・
〇か×しかない・・・

時を経て・・・
とうとう自分と対になった〇の方と・・・
華々しく手を繋いで歩いていく・・・
人生楽しからずや!
ばかりなはずはない・・・
苦難の道のりの中で・・・
一生添い遂げる者・・・
別れ道をゆく者・・・
逝くその時に感謝を伝えられる事
若しくは振り返れば誰もいなかったと嘆く人
この世に生きる人の数だけ人生録はあるものの・・・
隣にいる大切な人と積み上げた時間が・・・
どれほどの多幸であったかと振り返れる人になれるか・・・
お互いの目と目を一生をかけて見つめ合っていれば・・・
いつしか幕を閉じるその時に・・・
良き人生であったと言えると思う・・・
言うは易し・・・
行うは難し・・・
人は喧嘩をすればお互いは外方(そっぽ)を向き目を合わせない・・・
人とは基本強情もとい業情である・・・
真っ直ぐか折れるかである・・・
外方の最中に・・・
業が妥協に変わりいつしか謝罪等に変わってゆく様に・・・
お互いがお互いを許し合う心・・・
人生に何回何百回もあるかもしれない目を合わせない時・・・
そして何回何百回もある見つめ合い治す時・・・
それが1:1の割合で端数なく人生で存在した時に・・・

『ああ・・・良き幸せでした』と・・・

締めくくれるのではないでしょうか・・・
幸せだったかなんて・・・
死ぬその時まで分からない・・・
当たり前ではあるけれど・・・
結果人生は蜘蛛の糸の二本撚り・・・
一本に見える様に紡げたら最高だったのだろうな・・・
と・・・
思う次第であります・・・。

如何なる人でも・・・
どんな紆余曲折があろうとも・・・
最後には見つめ合えたならば・・・
自分の業をへし折り手を繋ぐ心・・・
大切なのだと思い至ります・・・
21/03/10 03:01更新 / だいごろう



談話室



■作者メッセージ
No.詩才能です

TOP | 感想 | メール登録


まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.35c