ポエム
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unlost
これ以上何が出来るんだって
心折れ崩れて泣いてたって
うずくまってもうるさい空が
きっと僕を突き動かすんだ

願いを放つ星があるなら
人を思うガラクタも許してよ

それでもと 這いつくばる世界が
祈っても 流れる灰は止まない
あの星が 光って見えるのは
虚しいけど この手に何も無いからだ

怯んでもあいつはきっと歩くのさ
見えなくても明日の方向は見えてる
冷めきっても震えるこの心が
今もまだ止まれない理由だ

記憶がちぎれる程の悲しみも
僕は空を抱きしめるよ

弱音はもう 昨日に置いてきた
甘い声 流れる血で滾らせて
この手が 光に手を伸ばすなら
悔しいけど 今も君を忘れないからだ

放つ声も 潤んだ目も
心が荒んでも
まだ まだ まだ終わらせないと言い続けた

昨日に手を 向けたままで歩いた
胸の奥 響いて止まぬ声
思い出に 寄り添うだけなら
今はまだ 過去に行くには早すぎる

最後なら 消えぬ光を残そう
悲しみを 少しづつ燃やして
痛むなら あの空を思い出して
未来なら もうこの手にあるから
23/02/03 00:58更新 / hachi



談話室



■作者メッセージ
声が出せないんじゃない、声の出し方を忘れたんだ
本当にそうかな、あの人を思うだけで心はまた叫んでる
ここにある悲しみも、明日を探す手掛かりだ

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