心傷
人の活動の気配を恐れて
そよ風かざわめく
竹林の雑木林を歩いていると
鬱々とした気持ちが
木々とか草花とか
ウグイスのさえずりに
浸透していくみたいで
古びた墓地とか
木漏れ日に浮き上がった
古井戸なんかを
堤防の下に眺めつつ
ただぼんやりと
散策の歩みをやめない
やがて生い茂った木々が
開かれて青空の宇宙が
空いっぱいに広がると
河川の橋梁と
琵琶湖までつながる
広大な川の流れに
行き着いた
すると悩ましい不安が晴れて
遠くまで続く川筋と
木々と水鳥たちの景色に
思わず深呼吸して
空間のありがたみに
浸るのみになる
そよ風かざわめく
竹林の雑木林を歩いていると
鬱々とした気持ちが
木々とか草花とか
ウグイスのさえずりに
浸透していくみたいで
古びた墓地とか
木漏れ日に浮き上がった
古井戸なんかを
堤防の下に眺めつつ
ただぼんやりと
散策の歩みをやめない
やがて生い茂った木々が
開かれて青空の宇宙が
空いっぱいに広がると
河川の橋梁と
琵琶湖までつながる
広大な川の流れに
行き着いた
すると悩ましい不安が晴れて
遠くまで続く川筋と
木々と水鳥たちの景色に
思わず深呼吸して
空間のありがたみに
浸るのみになる