あの頃おなじみのカフェで
僕はひとり窓辺に腰かけ
モーニング・コーヒー片手に
キャンパスへ向かう若者の群れ
ため息つきながら見下ろしてた
　
　Ｄｅａｒ…　いつかそう呼べる日が
　Ｄｅａｒ…　やって来ればいいよね

ブックバンドで結んだテキスト手に
テニスラケット抱えたキミの肩
そっと抱き寄せながら歩く僕を
探し出そうとしてるみたいに

　Ｄｅａｒ…　いつか偶然出逢ったら
　Ｄｅａｒ…　そう言って微笑いたい

歳月はいくつも流れたけれど
あの日々はいつまでも誇りだよ
空は今も変わらず青く澄みわたる

　Ｄｅａｒ…　いつか呼び合えるなら

■作者メッセージ
誰にとっても、切なく恋をした日々は永遠だと、固く信じてますから。