春を待つ季節
寒暖計はピタリ氷点
コタツしかない凍える四畳半
踏ん張った拍子に 右足が攣った
たかが2時間何千円をケチって
雪山遭難ごっこでもあるまいに
密着してる部分は温かくても
膝から下はかじかんでるんだよ
顔しかめながら右足をさする僕を
「オジンくさいなあ」とキミは笑う
「でも 攣ったのが足でよかったよね」
僕はいたずらっぽく見つめ返す
寒暖計はピタリ氷点
窓ガラスの向こうには木枯し
だけど春を待つ僕らは きっと春
コタツしかない凍える四畳半
踏ん張った拍子に 右足が攣った
たかが2時間何千円をケチって
雪山遭難ごっこでもあるまいに
密着してる部分は温かくても
膝から下はかじかんでるんだよ
顔しかめながら右足をさする僕を
「オジンくさいなあ」とキミは笑う
「でも 攣ったのが足でよかったよね」
僕はいたずらっぽく見つめ返す
寒暖計はピタリ氷点
窓ガラスの向こうには木枯し
だけど春を待つ僕らは きっと春