ポエム
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パチンコ玉のララバイ
それが何となく当たり前になって
日々の暮らしがパチンコ玉みたく
ジャラジャラと吸い込まれて行く
たまにチューリップが開いたって
結局それはそれだけのこと
千両箱いっぱいにつまった
あの頃がまるで夢のよう…

 彼女はあれからどうしてるだろう
 スロットマシンのメダルじゃ
 僕の台は動かせやしない
 けどそれはそれでいいじゃないかと
 今なら割り切れたかも知れない…

こうしていつしか玉も尽きて
何も出てこなくなるのだろうか
それが今の僕の精一杯…

 今夜 彼女にTELでもしてみよう…
25/05/18 08:51更新 / 春原 圭



談話室

■作者メッセージ
最近はもう全然やってませんけどね…。

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