酷電の憂鬱
自動改札の前であんちゃんが
残高不足のカードでまごまごしてる
人の流れに押されながら階段を上り
ホームに出てきて 香水にむせて咳き込んだ
ニオイきつすぎるだろうが このアマ
電車が着いて 扉が開くと
降りてくるやつらとドンパチが始まる
すし詰めの中で新聞広げる莫迦がいやがる
ページの角が顔に当たってこすれる
気づいてるくせに 何も言いやがらない
鉄砲水に流されるように電車を降りて
そのままずんずん流されて
出口でキップをむしり取られて
ようやく蛇口から抜け出した
太陽の光が やけに眩しかった
残高不足のカードでまごまごしてる
人の流れに押されながら階段を上り
ホームに出てきて 香水にむせて咳き込んだ
ニオイきつすぎるだろうが このアマ
電車が着いて 扉が開くと
降りてくるやつらとドンパチが始まる
すし詰めの中で新聞広げる莫迦がいやがる
ページの角が顔に当たってこすれる
気づいてるくせに 何も言いやがらない
鉄砲水に流されるように電車を降りて
そのままずんずん流されて
出口でキップをむしり取られて
ようやく蛇口から抜け出した
太陽の光が やけに眩しかった