シリウスの瞳
葉もすっかり落ちた並木道
吐息も凍る宵闇の中
突然キミは立ち止まって
「ねえ 見て」と うれしそうに
南の空を指差した
──シリウスだ…
相変わらず あいつは
憎らしいくらい超然と輝いてやがる
蒼白いその光を じっと見つめるキミ
その 澄んだ大きな瞳に
あいつの輝きが 鮮やかに映る
そうさ キミの瞳は あいつの分身さ
シリウスの輝きを瞳の奥にたたえて
今夜のキミは とても眩しいぜ
吐息も凍る宵闇の中
突然キミは立ち止まって
「ねえ 見て」と うれしそうに
南の空を指差した
──シリウスだ…
相変わらず あいつは
憎らしいくらい超然と輝いてやがる
蒼白いその光を じっと見つめるキミ
その 澄んだ大きな瞳に
あいつの輝きが 鮮やかに映る
そうさ キミの瞳は あいつの分身さ
シリウスの輝きを瞳の奥にたたえて
今夜のキミは とても眩しいぜ