いくつの喜びがあったろう
いくつの哀しみがあったろう
僕のこれまでの人生
そう　人生と呼ぶもおこがましい
ほんのわずかな歳月の中で
僕はいくつの喜怒哀楽を
味わってきただろう
そして　この先いくつの喜怒哀楽が
僕を待ちうけているのだろう
それは僕自身わからない
わかっているのはただひとつ
多くの喜び哀しみを経て
僕は大人になって行く
ただそのことだけ…

■作者メッセージ
おとなになっても、老境を迎えても、そんなことはなかなかわからないけどね。