ポエム
[TOP]
オカリナの風景
傾く陽射しを背に受けて
川岸にすわったまま
あなたはオカリナをふいていた

 ススキの穂に囲まれながら
 こんな秋の夕暮れに似合いの
 哀しいメロディを奏でていた

後ろにたたずんでるわたしは
そんなあなたの背中を見つめたまま
黙ってオカリナを聴いていた

 他には誰もいなかった
 ただ キラキラ光るススキたちが
 オカリナに踊っていた…
24/10/09 19:18更新 / 春原 圭



談話室



■作者メッセージ
おかずクラブとは関係ありませんww

TOP | 感想 | メール登録


まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.35c