瀬を、歩く
大地の輪郭が溶けて、海と繋がる境界
細かな砂を水に浸して、足を引く感覚
泳ぐ群衆、飛ぶ鳥
その全てから離れてひとり
小さな貝殻を踏みながら
また、一歩
白い線を施して、形を変えていく境界
横から寄せる水の応酬、熱が引く感覚
翻る魚群、凪ぐ藻
その全てをも忘れてひとり
桃色の珊瑚を踏みながら
もう、一歩
深い紺青が揺らめき、底が透ける境界
遥か遠く、灯台を伝い、光へ引く感覚
募る時間、瞬く星
その全てへと導かれひとり
純白の浜辺を踏みながら
私は、一歩
瀬を、歩く
細かな砂を水に浸して、足を引く感覚
泳ぐ群衆、飛ぶ鳥
その全てから離れてひとり
小さな貝殻を踏みながら
また、一歩
白い線を施して、形を変えていく境界
横から寄せる水の応酬、熱が引く感覚
翻る魚群、凪ぐ藻
その全てをも忘れてひとり
桃色の珊瑚を踏みながら
もう、一歩
深い紺青が揺らめき、底が透ける境界
遥か遠く、灯台を伝い、光へ引く感覚
募る時間、瞬く星
その全てへと導かれひとり
純白の浜辺を踏みながら
私は、一歩
瀬を、歩く
25/08/27 04:48更新 / しゃぼん玉