蛍火のワルツ
秋の虫が鳴くように
夏の虫も鳴いていいはずだ
鈴虫や蟋蟀が震わす音を「音楽」と呼び
蝉が木々に伝って出す音を「喧騒」と呼ぶ
秋の音だけこうも心地良いとするのは
なんともむず痒いというか……
だが案ずることはない
夏の虫は踊っている
蝗は跳ね、蟷螂は腕を振り
蜻蛉はパントマイムで場を沸かす
蝶の羽ばたきを舞と呼ぶように
夏の虫も彼らの舞を見せている
蛍はワルツを踊る稀有な虫だ
光を揺らめかせ、三角形を描く
仲間たちと三拍子を刻み
私達には聞こえないワルツを踊っているのだろう
春の蝶の舞を受け、秋の合唱へ繋ぐため
夏の虫たちは今日も踊っている
夏の虫も鳴いていいはずだ
鈴虫や蟋蟀が震わす音を「音楽」と呼び
蝉が木々に伝って出す音を「喧騒」と呼ぶ
秋の音だけこうも心地良いとするのは
なんともむず痒いというか……
だが案ずることはない
夏の虫は踊っている
蝗は跳ね、蟷螂は腕を振り
蜻蛉はパントマイムで場を沸かす
蝶の羽ばたきを舞と呼ぶように
夏の虫も彼らの舞を見せている
蛍はワルツを踊る稀有な虫だ
光を揺らめかせ、三角形を描く
仲間たちと三拍子を刻み
私達には聞こえないワルツを踊っているのだろう
春の蝶の舞を受け、秋の合唱へ繋ぐため
夏の虫たちは今日も踊っている
25/08/05 00:21更新 / しゃぼん玉