君と僕がもしすれ違っても
きっと気づかず歩み続けるだろう
この世界はあまりに広くて
人ひとりなんてちっぽけなもので
虫眼鏡で拡大してみて
深く知りたい人がたくさん居るけれど
出会いは偶然
わかれは必然
その定めに従って
僕ら歩き続けていかなくちゃ
電車の窓から見る家の一つひとつに人の生活は宿り
温かいものや冷たいものがその交わりの中で生まれていく
そうやって時間は進んでいく

君と僕がもしすれ違って
君と僕の時間が交差して
優しい風が吹いたなら
振り返ってみようと思うんです
そこで育まれる温かい何か
大切に生きていこうと思うから