悲しみの雨降り注ぐ日に
いつの日か見た蜃気楼を探す
砕けた夢はいつか青臭い酒のつまみ話となる
雨雨雨
ぴちぴちちゃぷちゃぷ雨合羽
黄色い少年駆けてった
その奥に赤い傘をさした女がひとり
ぴちぴちちゃぷちゃぷumbrella
アンテナ張り巡らせど満ちた心はいずこ
気づけば出来る感傷的プレイリスト
雨雨雨
一陣の驟雨過ぎ去れば
きっと覗くさ雲間に光
その為こらえる憂さに怒り
強まる雨足
できた水たまり
アスファルトに跳ね返り霞む道先
いつの日か見た蜃気楼を探し
雨雨雨
降り止まぬことひしと願う