海に抱かれていたい
フラッシュバックした曖昧な映像
砂嵐の脳内、途切れ途切れに映った景色
海辺に佇んで夕暮れ、吐いたツバに砂をかけて帰る
大きな波のうねりにのまれ、母なる海原、生命の源泉に抱かれて、輪廻の輪に還りゆくいのち、母親の胎内、羊水に包まれて見た夢、そこがきっと世界の果て
白桃色に彩られた室内、締め切った空気の湿り気、紫煙越しに見る笑顔、剥き出せないエゴを、一夜の刹那に放射するスピードと摩擦
朝焼け、酩酊、ひび割れる脳内、残響するエコー、血も流さず息絶えた、しなびた卑猥な影、剥がれた壁紙に、なすりつけ
朝路、坂道、息も絶え絶え、フラッシュバック再来、茫洋な海原、肉欲を投影、肉布団の上、息も絶え絶え、スピードと摩擦、擦り切れた映像、いまだ在住、心に
砂嵐の脳内、途切れ途切れに映った景色
海辺に佇んで夕暮れ、吐いたツバに砂をかけて帰る
大きな波のうねりにのまれ、母なる海原、生命の源泉に抱かれて、輪廻の輪に還りゆくいのち、母親の胎内、羊水に包まれて見た夢、そこがきっと世界の果て
白桃色に彩られた室内、締め切った空気の湿り気、紫煙越しに見る笑顔、剥き出せないエゴを、一夜の刹那に放射するスピードと摩擦
朝焼け、酩酊、ひび割れる脳内、残響するエコー、血も流さず息絶えた、しなびた卑猥な影、剥がれた壁紙に、なすりつけ
朝路、坂道、息も絶え絶え、フラッシュバック再来、茫洋な海原、肉欲を投影、肉布団の上、息も絶え絶え、スピードと摩擦、擦り切れた映像、いまだ在住、心に