ポエム
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灰降る夜の街
降り積もった後悔
繰り返した罪は遂に杭になって僕を沈めてく
風船を夜空に浮かべるよう
ナンセンスな問いを頭に浮かべる
空想はたちまち幻想となり
焦燥はとうに枯れ果てた樹のもとに眠る
分かたれた過去と未来を再考
引き離された幻想と実相の邂逅
灰降る夜の街は一層に綺麗
灰降る昼の街がモノクロに染まるから
家々の明かりは暖色
街路のライトは寒色
混ざり合って出来た景色は催涙的感傷
暗夜にまみれた風船が割れ
灰降る夜道に落ち色を取り戻したとき
ナンセンスも有意味な顔して
僕の前に立ち現れるだろう
19/06/13 13:17更新 / ぼんくらなぼく



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