ポエム
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道端の道化師
とてつもなく大きな嘘をついて
とてつもなく大きな仮面を被った
悲劇役者はもうやめた
夜の星座を睨みつけ
朝日が昇る音を憎んでいる様じゃ
幸せはきっとやって来ない
喜劇役者になりたかった
チャップリンみたいに?
退屈な日常
ルーチーンな日常を笑いで満たす
そんな空想が僕の口を開かせた
空まで飛んでけわらい声
谷間に響け僕の声
僕なんて所詮なれても道端の道化師
舞台に立つこともスクリーンに映ることもありはしない
でもそんな僕でも一端の道化師
笑い上戸な性格で
周りの人たちを笑いの渦に誘い込む
決して多くは望まない
けれどたった一人でも
道端の僕に目をくれて
一緒に笑ってくれる人がいたならと
そんなささやかな願いから
僕は今日大きな嘘を一つついた
19/07/08 03:57更新 / ぼんくらなぼく



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