ポエム
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朝焼けに落ちる
蝉が鳴き始める。電車が走る音が聞こえてくる。
カーテンの隙間から漏れる淡い光が眩しくて。

「ああ、またか。」

机の上に転がっていたラムネを幾つか飲み込んだ。
仰向けになって天井を見つめる。

「朝焼けだ」

一人そう呟いているうちに、
今日も意識は朝焼けに溶けていく。
25/07/24 05:43更新 / 空想狐

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