ポエム
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珈琲
白いマグカップの中に広がるその黒い円が、宇宙なのだと思った。

静かに広がり、深くて、何もないようでいるが、
中には無数のものが沈んでいるのだろう。

どこか寂しいが、少し落ち着く。
そんな珈琲が、宇宙なのだと思った。

ぼくも君も、そして彼も、この中にいるのだろうか。

今日の珈琲は、少し温い。
25/07/22 16:24更新 / 空想狐

■作者メッセージ
たまにはお砂糖を入れてみよう。

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