この世界には契約がある

思いだけでは生きられない

生きて行くには義務もある

約束したもの同士が助け合い

生み出したものを慈しみ育てる義務が

お互いの思いやりや慈しみが少しずつ消えてしまって
隙間が出来てしまったとしても

それはとても大切なもの

生きて行くための大切な筋道


ある日突然そこから外れてしまった時

外れない様に生きて来たはずの
ほんの少しの心の隙間に忍び込んで
欠けたピースがピッタリと嵌ってしまった時

この気持ちを最優先に生きてみたい

どんなに苦しい道だとしても

心に真っ直ぐに生きてみたい

この世界では許されない

誰にも許してもらえない

真黒で真白で子供みたいに純粋で真っ直ぐな気持ち

ただ一度の人生を生きているのだから

■作者メッセージ
心のまま生きられたら幸せになれるのでしょうか