閑散とした早朝の街並み
自分だけ迷い込んだ別世界みたい
ただ独りきり　歩道橋に佇む
いったい何処に向かって進めばいい？

優しい風が頬を撫で
車が1台通り過ぎていった
激しく風が渦を巻き枯葉が舞い上がる

大丈夫　私はまだ大丈夫
手招きを　楽な世界に手招きをする心を振り切って
歩道橋を急足で駆け降りて
白く靄のかかる路の先へ
一生懸命に駆けていく