ポエム
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月が綺麗
銀色の月を見上げて
ゆっくりとグラスを傾ける
つ と頬を冷たいものが伝う
とっくに手放した筈の何かが
誰かを求めて
キラリと頬を伝って溢れた
知らないふりをしても
目に焼きついてしまって
手に残る温もりが忘れられなくて
嫌いになれたら楽なのだろうか
全てを忘れてしまえたら…
可笑しいね
仕方ないよ そんな事出来ない
手に届かなくても 愛している
25/01/21 21:16更新 / 硝子の猫



談話室

■作者メッセージ
心細い時、思い出すのはあなたのことばかり

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