ポエム
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掛け替えのないもの
燃えるような太陽は僕らの青春
月の雫は満たされた日の面影
やがて季節は幾億千巡り行き
僕らは顔に影を潜めた大人になった


はじけ飛んだ汗の粒は僕らの蒼の証
帰り道繋いだ手は愛しい思い出
そして歴史は時代が過ぎ
凡庸に繰り返しながら
枯れ葉は舞い散りまた一つ
顔に深く皺を刻む


何故だろう?駆け抜けて駆け抜けても追い付かない
あの日々の青い蒼い僕らに
それはもう今となっては
掛け替えのないものを取り戻せなく
なった証拠なんだね


25/06/14 12:32更新 / 奪えない希望



談話室

■作者メッセージ
過去を美化した。

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