スッタカ、タッタカ、　ドカン！　ボカン!!

今日も響くよ 爆発音

頭で サイレン なりまくる!

タッタラ、テッタラ、　ズドン！　ドドン!!

地雷の上で 躍るキミ

爆風浴びても ケロリとしてる

テッテテ、トットト　チュドドドドン!!!!

キミ それ ゼッタイ わざとでしょ...

呆れるボクに 笑うキミ

「それはこっちの セリフだよ

　地雷をこんなに ばらまいて

　これじゃ、うかつに 近づけない」

呆れるキミに 笑うボク

負けじと ボクも 踊りだす

タッタカ、タッタカ、スタタン、タン

だけど なんにも 起きません

ゲシゲシ！　ダンダン!!　ドタン!バタン!!

こうなりゃ意地だと 暴れてみれば

とうとう キミが 怒り出す

「キミには なにも 隠してない

　仲良くなりたい だけなのに!!」

キミの叫びに 目が覚めて

ポタポタ 流れる 水の音

貯まった 孤独が 止まらない

はらはら ボタボタ ごめんなさい

疑うことは それだけで

哀しいことだと 知りました

日付が変わって 日が出れば

あたり一面 ぽっかぽか

渇いた地面に　掛かる虹

スッタカ、タッタカ、スタタンタンッ

タップダンスは 今日も鳴る

キミとボクとで 躍りあう

耳にやさしい タップ音

爆発音は もうしない

今はなつかしの あの音は

キミとの 大事な 思い出さ

スッタカ、タッタカ、ストトントン、

スッタカ、タッタカ、ストトントンッ

■作者メッセージ
タップダンサーにあこがれて