秘密の契約
いつもの散歩道を歩いていると
少し先に落ち着きのない小学生男子
どうやら彼は
アパートの面格子の隙間に
何かを差し込もうとしているらしい
こちらに気づいた小学生男子は
しまった!という表情
すかさず私は
君の味方だよとアイコンタクト
この間約1秒
周りの大人たちには気づかれないよう
私たちは秘密の契約を交わしたのだった
散歩道の復路で
男子のいた場所を覗いてみると
平らげられた猫缶がぽつり
男子はやり遂げたようだ
私も猫が好きだ
少し先に落ち着きのない小学生男子
どうやら彼は
アパートの面格子の隙間に
何かを差し込もうとしているらしい
こちらに気づいた小学生男子は
しまった!という表情
すかさず私は
君の味方だよとアイコンタクト
この間約1秒
周りの大人たちには気づかれないよう
私たちは秘密の契約を交わしたのだった
散歩道の復路で
男子のいた場所を覗いてみると
平らげられた猫缶がぽつり
男子はやり遂げたようだ
私も猫が好きだ