ポエム
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雑文の果ての気づき


https://www.youtube.com/watch?v=F03Vcmp7EAY
ロスト・ユニバース Infinity


度肝抜かれた(!)

なんだこの、なんて言うのか分からないんだけど電子音みたいな乱打から始まる、いかにも軽々しいノリから、気づけば遥かなる高みまで引き上げられているよな曲は。

にしても、いいね!1.1万て…(笑)

ハイなこと書いてるけど、じゃあこのいいね!した人のなかで最もこの曲に感動した人間のうちの一人かといったら、もうまったく自信なくって。

いや、なんかね。この世界には星の数ほど素晴らしいことがあるのに、その数千分の1も感じられてないみたいな、そんな空しさを感じてしまった…

宮崎アニメでさえまったく興味のない人間(苦笑)映画ドラマ、関心0(笑)

フィッツジェラルドの『冬の夢』に、李白や蘇軾の詩のいくつか、ほんとうに素晴らしいと思うけれど、詠んで泣きなんてしないし、する気配すらない。

となると、音楽かなあ。でも音楽も泣やっぱり、泣きまでは、しないや。そうすると、泣き活(とか言うんだっけ)してますみたいな、言ってはなんだけどちょっと冷ややかに見られがちでもある人たちのこと、まったく下になんて見れないな。というか完全に自分が下じゃないのか。

仮想の世界で心震わせる才能(とあえて言う)がないから、現実にドラマを求めるしかなくなる。味気ない人生がイヤというより、味気ない人生に満足してしまうこと自体が悪いことのように思ってしまうから。

でも実際はどうも、B級グルメとポエムさえあれば淡々と人生に満足してしまう人間であるらしいことが分かってきてしまってるんだよな。

もしかしたら恋でさえも、あまり興味がないのかもね(笑)恋だ恋だ言ってれば「美」を感じてもらいやすい(と信じてる)から恋について書いてるだけなのかも。そうすると究極的には、自分の作り出すポエムにしか関心がないのか!?いやでも自分のポエムでも泣きはしない、震えもしない。ただ静かな満足があるだけ。

…と、ここまで書いて、あっ、と思った。やはり、恋愛には興味があると。でもそれはもう燃え上がるようなものじゃありえないのだと思う。いままで燃え上がって冷めなかったことはないどころか、全部荒唐無稽の妄想だったとすら思う。静かな、敬い合うよな関係性こそが、それだけが、僕の真に求めてる恋なんだと思う。そう思えてホッとした。急がなくっていいのだ。40手前の瑞々しいうちに(若い人から見たらオッサンだけど、笑)恋しないといまの自分が可哀想(!)、なんて、軽薄な自己愛だったんだ。若々しい肉体への関心も、ないことはないけど…それはやっぱり愛とも恋とも別もんだろうね。静かな出逢いがあればいいけど、もしなかったらなかったで、それはそれ。愛する人愛してくれる人がいないと空しい、なんてこともない。自分は自分で支えていける。そんな気がする。



25/06/01 19:50更新 / はちみつ



談話室

■作者メッセージ
悟ったようなこと書いてますが、そうは言っても言い聞かせている段階かもです(笑)なんにせよ、カオスな長文お読みくださり恐縮です(汗)

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