クリアしていく
ようやく吹っ切れた気がする
生きるってさ
少なくとも僕みたいなごく一般人にとっては
もうどこまでも自己満足的なものなんだ
そう確信(?)したのは掃除している折りのことで
それこそ初めてなんじゃないかって思うんだけど
気づけば自分に
"よーし、あとちょっと頑張れば詩を書いていいぞ!"
って
そう語りかけてたんだな
そもそも今日は会社の公休で
通院に買い出しと
有効活用という名の下に動き回っていて
でも帰ったら帰ったで今度は
ちょっと多めに買ったイチゴの石けん洗剤洗いが待っていた
なんで休みやのにこんなに忙しいの?と
イチゴ洗いをひいひい言いながら終わらせると
次は足の踏み場もないくらいに散らかった部屋の整理整頓
もうカオスすぎてうんざりした
でもそれが功を奏したんだね
そのお蔭で僕は半ば本能のように自分を励ましていた
そうしてキリがついたとき
満ち足りた等身大の誇りみたいなものをジンと感じた
少なくとも自分は
やるべきことをやっている
と
仕事ではもっと目が回るように忙しいけれど
やることが決まってるから案外楽だったのかもな
きっと
人生イコール
日々のあれこれを一つずつクリアしてくこと
そして大切な女(ひと)と
親愛にかつ敬い合うよに語らうこと
バカでかい夢ばかり見て
そうして足元を疎かにし続けてきた
いまようやくにして
一歩一歩あゆむことの楽しさを知る
そのこと自体を明日へと架ける
キラキラ光った
夢にするように