夢、落ちてませんか?
ぼんやりと街を彷徨っては
予感だけ食むようにして生きてたあの頃
"夢、落ちてませんか?"
道行くおじさん苦笑いして去ってゆき
帰る場所があるのに
根無し草だなんて意地っ張り
昼でも朝でもたそがれて
綿雲と話すカフェテラス
お釣りを渡してくれる手の
温度に人恋しさ募らせて
ただひたむきな視線欲しさに
はしご重ねて駅で寝た夜
義理チョコみたいな笑顔信じて
近くの人の善意流して
遠くのものほど近かったのかな
またたきだけを見てたあのころ
二十歳のころ
予感だけ食むようにして生きてたあの頃
"夢、落ちてませんか?"
道行くおじさん苦笑いして去ってゆき
帰る場所があるのに
根無し草だなんて意地っ張り
昼でも朝でもたそがれて
綿雲と話すカフェテラス
お釣りを渡してくれる手の
温度に人恋しさ募らせて
ただひたむきな視線欲しさに
はしご重ねて駅で寝た夜
義理チョコみたいな笑顔信じて
近くの人の善意流して
遠くのものほど近かったのかな
またたきだけを見てたあのころ
二十歳のころ