季節を宿す旅人
高く澄んだ青空に君を見ていると
梢からひらひらと1枚の葉
ゆっくりと舞う長い時
公園で2人体を伸ばした満天星の夏の夜
白い吐息を寄せ合い足早にアパートに向かっていた冬の夜
この町が衣替えをするたびに変貌する世界を
僕たちはただひたむきに歩いてきたよね
あの日の僕
あの日の君
淡い記憶のなかの2人の笑顔は若くて
振り返ればもう別人のよう
だけどどうして
その儚さはこんなにも愛しいんだろう
今宵も僕は目の下の隈の優しい君を抱くだろう
僕たちはその身に通りすぎた季節を宿す旅人
巡り巡ったいつかの秋の日には
どんな風にこの景色を眺めているのでしょう
梢からひらひらと1枚の葉
ゆっくりと舞う長い時
公園で2人体を伸ばした満天星の夏の夜
白い吐息を寄せ合い足早にアパートに向かっていた冬の夜
この町が衣替えをするたびに変貌する世界を
僕たちはただひたむきに歩いてきたよね
あの日の僕
あの日の君
淡い記憶のなかの2人の笑顔は若くて
振り返ればもう別人のよう
だけどどうして
その儚さはこんなにも愛しいんだろう
今宵も僕は目の下の隈の優しい君を抱くだろう
僕たちはその身に通りすぎた季節を宿す旅人
巡り巡ったいつかの秋の日には
どんな風にこの景色を眺めているのでしょう