月の光そよぐ
月の暖かな光がそよいでいるかのよう
静かだ
光に洗われた白い手指に
仄かな色気が宿ると
僕は褐色の手でそっと触れる
すくむように縮こまった小さな手が愛しい
いつも怯えてばかりいる君
いつもひたむきな君
そして
いつも純真な君
真珠みたいに輝く瞳をまばたかせながら
一言一言を置いていくように話す君
この月夜のために生まれてきたような君
静かだ
光に洗われた白い手指に
仄かな色気が宿ると
僕は褐色の手でそっと触れる
すくむように縮こまった小さな手が愛しい
いつも怯えてばかりいる君
いつもひたむきな君
そして
いつも純真な君
真珠みたいに輝く瞳をまばたかせながら
一言一言を置いていくように話す君
この月夜のために生まれてきたような君