ポエム
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花のような君に
あなたが笑うと小さな梅の花がパッと咲いたようで
力を入れて抱きしめたら折れてしまいそうで
そんな淡いようなものに見えた

だが、あなたは自分を持っていて
自分を曲げなくて
真っ直ぐな心は陽に向かう向日葵のようで

花を見るたびに思い出すあなたのことが
段々と曖昧になっていくのが寂しくて
想像のあなたを好きになる

あなたという存在が空想なのかもしれないと
不安になる夜が続く
だが、私は夜が明けないことを願う

いつまでも空想の中で綺麗な花を見る
20/06/28 04:01更新 / 1人



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