雪の降る街から
私は新雪の積もった早朝が好きだ
自らの体温で暖かい布団だけが異質な狭い部屋の中で
ストーブを付けながら予定を確認する
独り身の私の寂しい朝に自分で淹れたコーヒーを共に
手元のiPhoneでどうでもいいニュースを見る
あゝ今年も変わらぬ冬の朝
扉を開ければまだ足跡のついていない真っ白の絨毯
革靴に染みこむ溶けた雪には不思議と不快感はない
地下鉄のホームにはサラリーマンやら高校生やら
人々の今日が今始まる
自らの体温で暖かい布団だけが異質な狭い部屋の中で
ストーブを付けながら予定を確認する
独り身の私の寂しい朝に自分で淹れたコーヒーを共に
手元のiPhoneでどうでもいいニュースを見る
あゝ今年も変わらぬ冬の朝
扉を開ければまだ足跡のついていない真っ白の絨毯
革靴に染みこむ溶けた雪には不思議と不快感はない
地下鉄のホームにはサラリーマンやら高校生やら
人々の今日が今始まる