ポエム
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雪の降る街から
私は新雪の積もった早朝が好きだ
自らの体温で暖かい布団だけが異質な狭い部屋の中で
ストーブを付けながら予定を確認する

独り身の私の寂しい朝に自分で淹れたコーヒーを共に
手元のiPhoneでどうでもいいニュースを見る
あゝ今年も変わらぬ冬の朝

扉を開ければまだ足跡のついていない真っ白の絨毯
革靴に染みこむ溶けた雪には不思議と不快感はない

地下鉄のホームにはサラリーマンやら高校生やら
人々の今日が今始まる
21/01/19 22:26更新 / 1人



談話室



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