君
僕はみんなを知ってるけれど
君は僕のことしか知らない
僕は君を大好きだけれど
全然君には及ばない
僕が電車に乗る間、僕が誰かと過ごす時間
君は確かに部屋のすみ
誰にも知られず確かにいる
まるで誰も知らないみたいに
まるでみんな忘れたみたいに
僕にとってのひとときは
君にとってのなんときか
なんとき君は部屋の隅
誰にも知られずいるのだろうか
その黒目だけのその奥に
手に収まる体の奥に
あるものができるだけ
白くて明るくてほっとする
そんなものであったらいいな
君は僕のことしか知らない
僕は君を大好きだけれど
全然君には及ばない
僕が電車に乗る間、僕が誰かと過ごす時間
君は確かに部屋のすみ
誰にも知られず確かにいる
まるで誰も知らないみたいに
まるでみんな忘れたみたいに
僕にとってのひとときは
君にとってのなんときか
なんとき君は部屋の隅
誰にも知られずいるのだろうか
その黒目だけのその奥に
手に収まる体の奥に
あるものができるだけ
白くて明るくてほっとする
そんなものであったらいいな