ポエム
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僕はみんなを知ってるけれど
君は僕のことしか知らない
僕は君を大好きだけれど
全然君には及ばない
僕が電車に乗る間、僕が誰かと過ごす時間
君は確かに部屋のすみ
誰にも知られず確かにいる
まるで誰も知らないみたいに
まるでみんな忘れたみたいに
僕にとってのひとときは
君にとってのなんときか
なんとき君は部屋の隅
誰にも知られずいるのだろうか
その黒目だけのその奥に
手に収まる体の奥に
あるものができるだけ
白くて明るくてほっとする
そんなものであったらいいな
22/08/22 10:02更新 / あい



談話室



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