深淵
答えはきっと 誰も知らない
その先にあった 筈なのに
気が付けば何時も ひとりだった
孤独はまるで 水の底
手を伸ばした 届かない水面
呟いてみれば 泡と消えた夢
Help me to breath
堕ちて行く
Help me to breath
水の底
Help me to breath
のまれてく
Help me to breath
深い淵
答えはきっと 解っていた
その先には無いと 知っていた
気が付く事が 怖かった
それが私の罪だったから
閉じた瞼に 見えない顔
泡と消えた 呼べない名前
Help me to breath
堕ちて逝く
Help me to breath
水の底
Help me to breath
のまれてく
Help me to breath
深い淵
滲む月が 水面を照らす
水銀のような 願いを呟いた
澱んだ水が 私を犯す
何時か泡は 止んでしまうのだろう
Help me to breath
留まってる
Help me to breath
朽ちて逝く
Help me to breath
深淵の闇が
Help me to breath
髪を撫でた
Help me to breath
堕ちて逝く
。
。
。
・
Help me to breath.