ポエム
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水平線に沈む
嫌なことがあると必ずここに来る
波の音を聞きながら夕日に抱かれると全てどうでも良くなる

今日もまた嫌なことがあり、ここへ来た

分かってた、治らないこと
理解してた、居なくなること
言い聞かせてた、大丈夫だと

つもりだった

今日の夕日は何故か原型を留めず
いつもより歪んだ光の筋は虹彩を経て胸を締めつける

貴方の命の灯が私の後悔の液を照らし
ゆっくりとゆっくりと水平線に沈む

20/06/19 02:17更新 / あく



談話室



■作者メッセージ
ご拝読いただきありがとうございました😊

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