ポエム
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君の卵雑炊
君の真似をして作った卵雑炊
うむ、なかなかに上出来である
心の中でそう呟き口に運ぶ
想像以上に熱く口がタコのようにすぼんでしまった

飲み込んだ雑炊は僕に色々なことを想起させた
例えばだしの包み込むような優しい味
他にも水分を多く含みほろほろと溶けるお米の食感
後は少々苦い君との思い出

肝臓が癒えたせいか思い出のせいか
両の目を涙がスーッとつたい
卵雑炊の中に落ちた

「あーあ、これは隠し味にはならねえな」
20/09/07 09:13更新 / あく



談話室



■作者メッセージ
まあ僕こんな経験ないんですけどね

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