ワダツミ
貴方は言った 世界は広いと
水平線に霞む果てを その身に抱きながら
貴方は言った 命とは一繋がりであると
打上げられた生の残骸を 放浪の鳥が啄んでいる
海よ
孤高に憧れ 孤独に破れ 孤立を恐れた
そんな私を
孤高に誘い 孤独に挑ませ 孤立を受け入れさせた
海よ
片時たりとも 貴方を忘れるものか
水平線に霞む果てを その身に抱きながら
貴方は言った 命とは一繋がりであると
打上げられた生の残骸を 放浪の鳥が啄んでいる
海よ
孤高に憧れ 孤独に破れ 孤立を恐れた
そんな私を
孤高に誘い 孤独に挑ませ 孤立を受け入れさせた
海よ
片時たりとも 貴方を忘れるものか