親父がよく行っていたラーメン屋に
私も行くようになった
小さい頃はこのボロくて古くさいお店を
ただの景色としてしか見ていなかった
お店のことなど気にもしなかった

このラーメン屋はボロく古くさいが
わりと落ち着く雰囲気で悪くわない
若い頃に色々食べ歩いたが
古くからなくならないラーメン屋さんの
このラーメンの味が美味いと
自分が思えるようになったのかもしれない

この先には祖父の行きつけのラーメン屋があるが
きっとあの店に行くことに私もなるのだろう
今はあの店にいる自分が想像出来ないが
美味いと思えるようになっていたい