ポエム
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分からないこと
一つ頁を捲ると聞こえる 僕が人生を歩んできた音

「大丈夫」 そんな音が 後ろから聞こえた



海の底から見えた碧空は 案外素朴な味がした

空からみた海底は 意外と苦い味だった

語り合えるくらい 喧嘩できるくらい

仲良くなったのかな 僕ら


そのグラスの中の氷が溶けたら終わり

なんて言わないでくれよ 僕は愛しているのにさ

僕の声で焦がれて 僕の言葉で魅せられて

一緒に行こう


誰も知らない理想郷




毎日いつでもどんな時でも 変わらないのはこの気持ち

貴方はどう思いますか

今のは自分に? それとも僕に?

次の白紙に書き出された文字

「好きです」


明日も 明後日も その次も

白い心に色を付けてく 貴方の色で染める

いつか 次の頁が無くなったら その時は

目を瞑るから

今だけは愛していておくれよ 君と二人

たった一つ 分からないのは




陽の光 照らされた キミの味
20/09/18 20:43更新 / ゆず



談話室



■作者メッセージ
真っ白な頁に描くのはキミの味か、私の音か

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