その日は僕の誕生日だった。
皆はにこにこ笑い、
僕を主役にした。
辺りはきらきらと輝いていたが、僕の周りだけ何故か光が無い様に見えた。
誕生日なんて、ちっとも嬉しくなんてならなかった。
僕は誰も居ない、静かで暗く、狭い所で言うだろう
また一年、死ねなかったと。
天邪鬼と言われるかもしれない。
害児と言われるかもしれない。
でも、それでも、

また一年、また一年
僕は生きてしまったのだ。

■作者メッセージ
今日誕生日を迎えたので詩を綴りました
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